「じゃあ5分だけ待ってて、一緒に帰ろう。」




一緒に帰る!?


もちろんです、恭也さんが良ければー!!



「はい!!」



「じゃ下駄箱で待ってて」





あたしは下駄箱へ向かい、自然とその足が軽く速くなっていた。



絶対いま顔やばいよ。


ニヤけてる─!?




心臓ドキドキ止まんないし、めっちゃ顔赤いと思う。