なんて優しいんだろう。 恭也さんと二人っきりだけでも心臓ドキドキなのに、こんな優しくされたら本当にあたしの心臓もたない!! はぁ、どんどん好きがつのってくよ。 「あれ、唯ちゃん顔赤いよ。大丈夫??」 「えっ、あっ、大丈夫です!」 うわ〜、恥ずかしい。 やっと社会科準備室について出ようとしたとき。 「唯ちゃんもう帰る??」 「あっ、はい。」