「もしもし?今から来れない?ヤろ」
『アミちゃんはいつも急だな〜(笑)じゃあ今から行くから』
私は電話を切ってシャワーを浴びた。
毎日、寂しさを埋めるかのようにsexをしていた。
「…あんっ…あっ」
『アミちゃん気持ちいかい?イキそうだったらちゃんと言うんだよ〜』
「あっ!あっもう…ダメ…!」
『アミちゃん今日もありがとねほら、お礼だよ』
「そんなのいらないからさっさと帰って」
『遠慮しないでさ〜ほらっ』
「いらないって言ってんじゃん!」
『もう〜分かったよ。ここに置いとくから!またヤりたくなったら連絡してね!』
相手はお金を置いて急いで出ていった。
「いらないって言ったのに…」
私はすぐシャワーを浴びてまた携帯を手に取った。
「ねぇ…ケイタ?今すぐ家来れない?」
『あ、悪ぃ。今取り込み中だから…』
「そっか…分かった。またね」
私はそう言うと、携帯をベッドに投げつけた。
私はまだ、17歳。本当なら高校2年なんだけど、去年中退してしまった。
昔から愛想が悪くて、いつも一人だった。
だから、高校行っても友達一人も出来ず、周りについてけなかった。
でも唯一、幼馴染みのケイタとだけは本気で笑いあえたし本当の自分が出せた。
…昔から、ずっと大好きだった。
私の初めては、知らないオジサン。
中2の時にレイプされた。
その時の私はもうぼろぼろで、自殺も考えた。
だけど、ケイタがいつも側に居てくれた。
でも、私は変わっちゃった…
ケイタに彼女ができて、私はまた一人ぼっちになった。
色んな人と付き合ってはヤってすぐ別れての繰り返し。
そんな中、ケイタが他の女の子と幸せそうにしてるの見るだけで辛かった。