真緒







「ちょ……あの!!?本当に大丈夫なんですって!!!」
皐月は景の手を振りほどく。

「でも……て……あれ?」

景は皐月の足を見た。腫れは引いているようだった。
美月も今さっきまで腫れてたのにと口にする。
皐月は気まずくなって目をそらした。


真緒「……どうして屋上に?」

今日は俺らのバンドだけや……なんでこの子……

それに屋上にいくには、今俺らがいる、この部屋を通らないと行けるわけがない。


不信に思っていると亜季が帰ってきた。


「……どうやって入った?」
「!……さぁ……」

俺と亜季はその女の子を見つめた。


女の子は皐月という名前らしい。←美月が聞いていた。

皐月はすぐに帰って行ってしまった。







「……?あの子なんやったん?」
剣が笑いながら皐月の事を話した。

「さぁ?でもかわいい子やったね♪」
「確かにな(笑)めっちゃいいにおいしたしな(笑)」
景と美月は笑いあっていたが俺は不審に思うばかりだった。

「……てかあの子、どこから来た?」
「!」


「え?」

亜季の言葉にみんな口をぽかんと開けていた。