聖斗は、カスミに叫んだ。




「…カスミちゃん!?俺、前に約束した通りに…恵子の事幸せにするからっ!!」





「…聖斗くんに…恵ちゃんを任せたんだから。頼んだよっ…」






恵子が涙を流しながら、叫んだ。





「カスミっ!!アンタは、私の一番の親友よ!!絶対に忘れないから……」





「…恵ちゃん。ありがとね…。聖斗くんと幸せになってよね……」





カスミが透明になっていく……。