2人は家に着き、ゲーセンで撮ったプリクラを並んで座り眺めていた…。



「変わらないよな…カスミの笑顔は……」




「テツは…少し老けたかな!?」





「えっ……」




「冗談よっ……どっちかっていうと、大人っぽくなって…格好良くなったんじゃない…?」




カスミは、うつむいて言った。




「何、うつむいてるのさっ!?」





テツは覗き込むと、カスミの顔が赤らんでいた。