瀬玲奈は、テツの異変に気付いていた。



だから、今のテツには休養が必要だと思っていた。



できるだけ、テツのサポートをしようと心に決めていたのだ…。







テツはいつものように、自転車でアパートまで走って行った。



そして、いつものようにアパートの前に自転車を止めて、すぐそばの郵便受をのぞく…。


相変わらずチラシばかりが入っている…。




一番奥まで進み、テツは部屋に入る…。