「ああー… そうですよね
つい うっかり…
次からは気をつけます」



てか 階段の所まで歩いてたんだ
そこにビックリだよ…
気付けよ 自分

考え事しながら歩くのは危険だ
ガチで気をつけよう




「うん!
じゃあ 俺はこれで」



そう言うと拾い集めたプリントを持って立ちあがり階段を上り始めた。




あっ でかい…
そりゃそうだよなー ガタイ良いし
何かスポーツしてんのかな
身長分けてほしい…



って そんな事考えてる場合じゃねえっ!!



「あー 行っちゃった…」




くだらない事考えてたらあの人もう見えなくなっちゃった…



「あっ カバン…」




中身ぶちまけたと思ったら綺麗に片付けられてた。
プリントのついでに入れてくれたのかな…



「超 いい人……」