翌日、タカルコワは休日だった。




何もすることがなく、ルオウヒネ街の中心街をブラブラすることにした。




中心街には劇場があった。




芸人さんのお笑いライブが開催されていた。




「ライブを見ていこうかな」




タカルコワはそうつぶやいて、劇場に入っていった。




タカルコワは劇場のはじのほうにすわり、ライブを見ていた。




やがて、どこかで見覚えのある顔をした芸人さんがいた。




まだ世間的には無名の人だったが、タカルコワはどこかで会った気がしていた。