「たぶん、今夜の出来事は早急に本家のヴァンパイアに知れることになる。

そうなったら…ダンや純血のヴァンパイアがここに集まるだろう。


そんな中に冴を置いてはおけない…。」



ダンは純血ヴァンパイア…


そのダンが私をどう思ってるかは身を持って知っている

思い出しただけで胃が絞め上がった



「冴を全力で守る気持ちに嘘はない。

だが…冴には…安全な場所に居て欲しい。」