沈黙が流れた


どうすればいいんだろう?

先生と離れるのだけは絶対嫌なのに…


「その声には冴さんに危害を加えるだけの力はないよ。」


ずっと
口を閉ざしていた学園長先生がゆっくりと話し始めた

「危害を加えるだけの力はないってどういう事ですか?」