それから
先生に手伝ってもらって起き上がった



どうやら
先生の部屋で寝ていたみたい


もうすっかり夜は更けて

時計は真夜中を指していた

先生に頼んで
愛子さんと学園長先生を呼んでもらい


私が聞いた声の事を話した


愛子さんと先生が信じられないと顔を見合わせるなか
学園長先生だけは
黙って考え込んでいた