……




ん……………


ぼんやりと視界が歪んでいる


……私……ここどこ?
……………

シャンデリアの輝く天井がハッキリと見えてきた時

「冴!!?」


急にキャラメル色の瞳が飛び込んできた



雪のように透き通る白い肌
この世の者とは思えないほど綺麗な顔は

眉間にシワを寄せている


「冴?解るか?
俺だよ。」


心配そうに私を見つめるキャラメル色の瞳は不安が渦巻いていた