「場所を変えましょう。ここじゃ、まともに話しも出来ないわ。」


愛子さんが指をパチンと鳴らすと

どこからともなく数羽のカラスが現れ、たちまちメイド姿の女性になった


先生の時と同じだ…
もしかしたら…
これが愛子さんの使い魔?


「この部屋を元通りにしてね。」


「「かしこまりました。」」


しっかりとハモった返事をした後、使い魔達は黙々と仕事を開始した