先生の腕を振りほどこうとしてもビクともしない


「何言ってるんだ?
ライカンが知り合いな分けないだろう!」



先生に一括されても私は抵抗を続けた


間違いない!!


このライカンは…
斎藤くんだ…!


その思いがよりいっそう強くなった頃


「フォゥゥゥゥー…!」


ライカンの遠吠えが部屋中に響いた