「冴っっ!!」



突然の動きに先生が俊敏に私を抱き上げて
ライカンから引き離した



学園長先生と愛子さんが私たちを庇うように前に立って威嚇している



「先生!違うの!
私、彼を知ってる!
離して、先生。」