ハァハァ…


5分も経たないうちに私の息は切れ切れになり


固まっていた生徒たちも次第にバラバラになっていた



耳が北風に凍えて痛い…
こたつに入りたいなぁ

ぬくぬくしながらアイス食べたいなぁ



なんて
想像しながら第一チェックポイントを通過する




途中で何人かに抜かれたけど


まだ私の後ろに人がいたことに驚くばかり



男子は15Km
女子は10Km


まだまだ折り返し地点は見えない



ハァハァ…



「頑張れ〜♪」


沿道から飛ぶ声援


頑張ってるよぉ!
心で叫んで顔は笑顔で応えた