―次の日―
仕事が終わった後、私は職場の人達と飲みに行っていた。
帰り道――…
私は駅に向かって歩いている。
赤信号になったので、待っていると
あっ、あれって……
横断歩道を挟んで反対側。
若い女の人に腕を組まれ、楽しそうにしている本田さんの姿が。
その姿を見た瞬間、私の心は“チクッ”と痛くなる。
そして、それと同時に、何故かすごくショックな気持ちになる。
なんでだろう?
なんで、私……
こんな気持ちになっているんだろう。
あの雨の日、本田さんに『好き』と言われたけど、それから何の連絡もない。
というか、連絡先を聞かれてもないし、教えてもいない。
だから、連絡があるわけがないんだけど。
もしかして、私……
からかわれた、だけ?
仕事が終わった後、私は職場の人達と飲みに行っていた。
帰り道――…
私は駅に向かって歩いている。
赤信号になったので、待っていると
あっ、あれって……
横断歩道を挟んで反対側。
若い女の人に腕を組まれ、楽しそうにしている本田さんの姿が。
その姿を見た瞬間、私の心は“チクッ”と痛くなる。
そして、それと同時に、何故かすごくショックな気持ちになる。
なんでだろう?
なんで、私……
こんな気持ちになっているんだろう。
あの雨の日、本田さんに『好き』と言われたけど、それから何の連絡もない。
というか、連絡先を聞かれてもないし、教えてもいない。
だから、連絡があるわけがないんだけど。
もしかして、私……
からかわれた、だけ?