触れ合った唇は
すごく熱い。





どこか暖かく
でも少し恥ずかくて。





唇が離れて見つめあって
わたしたちは微笑み合った。





ねえ、篠原くん
教室に入ってきたあの時、
まぶしいオレンジ色のスパイクで
本当は気づいてたんだよ。