ふと、頭によぎった疑問。 「…サッカー部、だよね? えっと、練習再開されたみたいだけど ……ここにいていいの?」 わたしの言葉を聞いた篠原くんは まさに今気づいたっていう顔で 「やばい!忘れてた!」 なんて言って、 再びあたふたしだした。