・・・藍羽ちゃん。 あたし、人にこんなこという日が来るなんて 全然思ってなかった。 あたしこのまま一生冷めた女で生きてくのかな っておもってた。 いま、こうして思い合える親友がいることに 感謝できる、涙が出そうだよ。 まだ、あたしにも道が残ってるって ——思いたい。 「何言われても。藍羽は・・・ッ!!ウチのしん、ゆう・・・っ!」 嗚咽混じりの藍羽ちゃんは笑いながら言った。