でも、探す気なんて起こらない。 ケンカしたし。 『友達じゃないよ』 あれは、きつかった。 つきつきと心が痛い。 何だかんだ、藍羽ちゃんが近くにいることが 楽しかった。嬉しくて、暖かかった。 ただ、あたしが窮屈に感じていたのは。 きっと、自分を隠しすぎて本音を言えなかったから。 自分のせいだし、自分が悪い。 分かってるけど・・・ 「おいごら。」