「……琥珀様。京助はどこにいますか?」 「おじ様も知っているの!?」 「……はい」 「……まぁとにかく、屋敷に入ってください」 屋敷の門を指差して、私は鋼という人の手をとって歩き出した が、鋼は足を止める 「どうかしました?」 「いえ。……それから琥珀様。あ なたは女人なのだから、あのよう に木に登るのは……」 「ははっ……」 ……見られてたのね しかも女だとばれてるし