琥珀は男たちのやり取りを見ながら、一歩、また一歩と下がる またやってしまった 後悔が琥珀の心に残る じつは琥珀は、昔から怖い思いや、怒った時には必ず変なことが起きた 昔、近所の子と喧嘩した時にも起こった 突然相手は顔を青ざめて、何かに怯えながら走り去ってしまう それを何度も繰り返していると、友人たちは琥珀から離れていった