「今から試験を受けてもらいます」


「試験?私たちが受けるんですよね?」


「はい」


なんのことの試験なのかと琥珀は首を傾げていると、玄二が答えてくれた

「ちなみに我が鬼の歴史や、前頭領と奥方様の名を当ててもらいます」


「待ってください!今まで人として生きてきた私が鬼の歴史なんて知りません」


そう鬼神院たちに訴えるが、鬼神院たちは聞き入れてはくれなかった