「あう〜」


琥珀は、はいはいをしながら鋼に近づく


そして鋼の膝の上に乗ると、服を引っ張って鋼を見る


「おやめください琥珀様」


鋼がそう言うと、琥珀を持ち上げて布団の上に降ろす


だが、鋼は数秒後に後悔することになった


「ひっく……。おわぁぁ。あぁぁ!」


琥珀は声を立てて盛大に泣き出してしまった


「わ、琥珀様!すみません!」


泣き出す琥珀に急いで謝ると、膝の上に置いてなだめ始める