そして今日は珍しく愚痴をこぼすことなく、きちんと仕事をしていた 何かあるとは考えてはいたが…… 「まさか帰ってしまうとは」 確かに今日の分は大体は終わっている 残りの仕事は鋼にも出来るものであり、それを考えてわざと残し、大体の仕事を片づけたのだろう 「今日くらいはいいか」 そう呟くと、鋼は残された仕事をかたしていく