「頭領。私もいます。自重してください」


「いいじゃないか別に……。な?美月」


「えっと……」


なんと答えればいいのか考えていると、琥珀が美月の腕の中で暴れ始めた

「あ、琥珀!」


腕から落ちそうになるのを美月は必死になって止めるが、琥珀は暴れて大人しくなる気配がない


「姫様、琥珀様はまだ遊び足りないのかもしれません」


「そうみたい。なら、少し遊ばせた方がいいかしら?」


「近江がみてますから、姫様はどうぞお休みください」