琥珀は重い身体を動かして、血まみれになった畳の前まで行く 見ただけで背筋がぞくりと震える 「……近江!どこにいるの!」 不安な気持ちでいっぱいの琥珀は、誰かのそばにいたくて近江を呼び寄せる しばらくすると、足音が大きくなり、呼吸の乱れた近江が琥珀のもとにやってきた