琥珀はため息をついて、その場に座る どっと疲れが琥珀を襲う なぜあんな事を言ったんだろう 急に言葉が溢れ出て、頭領になると言い張ってしまった でも後悔はしていないよ? 頭領になることは自分の意志だから 「お父様、お母様……」 汗を拭うために額にふれると、指に血がかすかについた 額に施された白雲の呪い 何度も生まれ変わるという呪い