「鋼!」 琥珀が鋼の名を呼ぶ 「……お怪我はありませんか?」 震えながらも何度も頷く琥珀 それを確認すると、優しい笑みを一瞬見せるが、すぐに険しい顔になる 「……琥珀様に刃を向けたこと、身を持って後悔するといい」 強い力で要の刀をはらい、要に切りかかる 「止めて鋼!」 琥珀が声をあげて鋼の名を呼ぶと、鋼の動きがぴたりと止まる