「自分で何とかしなきゃ」


でもどうやったら結婚の話がなくなるかしら


「……その願い、俺が叶えてやろうか?」


「え……?ふぅんっ」


声のする方に振り向こうとすれば、後ろからすごい力で口をふさがれた


「どうだ?助けてやろうか?」


聞き覚えのある声がする

ちらりと後ろを確認すると、白銀の男、白雲がいた


白雲!!


どうしてここに!?


「どうして?決まってるだろう?俺はやることがあるんだよ」


白雲は私の心を読み取り、にやりと笑いながらそう言った