「近江、心配してくれてありがとう。私、自分で何とかするわ」


「……琥珀様」


「だから安心して。ね?それよりものどが渇いたからお水持ってきてくれる?」


「……はい。かしこまりました」


ぎこちなく微笑み、近江は琥珀に言われたとおりに水を取りに行ってしまった