+--+--+--+--+--+--+--+

「……琥珀様、大丈夫でしょうか」


琥珀の部屋に案内され、琥珀様を布団に寝かさせたのだが、女房はずっとこの調子だ


正直うざい


「大丈夫だと言っているだろうが。ただ気を失っているだけだ」


「それにしてもあまり顔色がよろしくありませんし……」


何を言っても聞き入れない近江に要は心の中でため息をついた