「先輩なんだけどね、高校三年生で、、、すっごくかっこいいの♪

うちの接骨院にこの前たまたま来ててね…ちょっと話したんだ♪♪」


嬉しそうにぴょんぴょんしながら言う楓に私は驚きを隠せない。


どうやら楓曰わく凄く優しい人で背が高くかっこいいらしい。

本当かどうかは信じられなかったけど…。



「今度さー、先輩に渡さないといけないCDあるから見に行こうよー?」


そんな事を話しているうちに14時前になっていて、、、私達は急いで店を出た。



帰り道楓と急いでハナを迎えに行く。


「おねぇ!!
おそいー」


ハナはそう言って勢いよく走ってくる、相変わらず元気だ。


『ごめんごめん。
おねぇお昼食べてたー』

「ずるいずるい!
ハナお腹すいた~」


そう言ってただをこねるハナは私の足にすがりつく。