「え、あぁ
おう」

俺が答えると生徒は悪戯っぽく笑いながら腕を上に向け

・・・・・・指で空を指した



「え・・・・」


「もうケータイ無くさないようにね、先生」


キィィィィ



その言葉を残し屋上を出た生徒。



「ウサギ・・・?
だよな・・・・・・」