「もうだめだよぉ・・・。」


「そんなこと言わないでよ!!
 1年間も思ってきたんじゃん!!」


「でも・・・。」


あんなに怒ってたのに、簡単に許してもらえるわけないじゃん。









あたしは泣くだけで精いっぱいで、

璃音はあたしを慰めるのに精いっぱいで、



この屋上に人がいるだなんて

2人とも思ってもみなかった。