心の中の 弱い小さな感情の種を わたしは簡単には出てこないように 優しい水も 愛という肥料も 決して届かないだろう 土の奥底に植えてしまった その代わりに もっと強い花をわたしは育てようとしたの 水も肥料も何もいらない 決して枯れない 凛とした強い花を―――。