「栗原さん、起きてください。
栗原さんっ!」

「は、はいっ!!!」


いきなり
勢いよく立ち上がった
あゆは椅子を倒してしまい


真っ赤になってた


まぁ寝てても無理ないよね


あゆはこういうことは
無関係に生きてきたんだから…



「委員長、お願いしますね?
HRで寝てたんだから拒否権はなしで」

「えっ!?
そ、そんなぁ〜。無理ですよ〜!
委員長とか
ややこしいことしたことないです…!!」
「じゃあ 経験してみてください
将来役に立つかもしれませんよ?
では、副委員長は…
おっ!夏目くんやってくれますか?」



陽向を見ると
仕方なさそうに手を挙げていた。


「まぁ…」

「では 二人ともよろしくお願いしますね。
これでHRを終わります。
これから1年よろしく。さよなら」





ふぅ…。
やっと終わった。










そして
帰る準備をしてると…