もう時間が1時を回ってるなんて知らずに。


「らいっ…あっ…」



「ハァハァハァ…」



「ちょ、浩?」



「心配だからちゃんと会って話そうと思って。」


そうゆう浩は息が激しくきれていた。



「そんなに急いで…ありがとね。」



「いいよ、大丈夫。…話そう。」



「うん。ちょっと待ってて。」



私はパーカーをはおって外に出た。


もう季節は秋。


服一枚じゃ寒かった。


「ここにすっか。」



「そうだね。」