「梨乃?おい、大丈夫か?」


私の異変に気づいたのは浩。


「え?…あ、」



「顔色悪い。」



「そっ、そんなことないよ」



なんて言ったけど自分でも血の気が引いていくのが分かった。



「梨乃?大丈夫?体調悪いの?」


心配そうに尋ねる彩。


「あ…。ちょっと…」



「え?!はやくいいなよ!なんかあったら大変でしょ!」



「ごめん。」



思いだしてしまった。
ヤダヤダヤダヤダヤダ。