藤沢瑠美


高校2年生。






私には幼なじみがいる。




でも私は

ただの幼なじみだとは思ってない。





物心ついたときから

私にとって、あいつは特別だった。






時を重ねる毎にその想いは募るばかり。






ただ、


あいつは「超」がつくほどの鈍感野郎。





だから

私の気持ちに気付く気配なんて

感じたことはない。