「俺はいねぇよ。」



『うっそだぁぁ!』



「本当に。今は部活のが大事。」



『そっかぁ。勿体ない!て!!私のことはー!?私は天ちゃん好きなのに、なんかずるいよー!』



天ちゃんはお姉ちゃんが好きなんだ!
って私はずっと思ってた。




それに、私は天馬を兄のように思ってた。だから、天馬を好きって言っても…天馬も違う意味だってわかってくれてる、そう思ってた。




だけど…



違ったんだ。