「だからね、李夢叶君っ!聞いてる?」


『聞いてる、に決まってるだろ?』


隣にいるケバいブスは誰だっけ…なんて、思ったのは一瞬。こいつは、俺の友達…だったよな?



「昨日いた女の人誰?年上…ぽかったけど……」



年上…女……


『美人だったろ?』


「…うん、」


悔しそうに呟く女に…少し優越感。


美人な年上女……か。