「早苗――っ!」
解散した後、急いで早苗のいる、観客席まで走った。
早苗は、驚いた顔をしてこっちを見ている。
「美玲?なんで…」
「……あたし!早苗とちゃんと話そうと思って…!!」
はあはあと、急いだせいで切れた息を、一生懸命落ち着かせる。
そんなとき、敦史も観客席にやってきた。
「…お前らどーしたんだ?」
なんて言ってきたけど、ごめん、敦史。
今日は…譲れない。
「敦史ごめん!今日だけは早苗貸してっっ!!」
必死になって、頼み込んだ。
解散した後、急いで早苗のいる、観客席まで走った。
早苗は、驚いた顔をしてこっちを見ている。
「美玲?なんで…」
「……あたし!早苗とちゃんと話そうと思って…!!」
はあはあと、急いだせいで切れた息を、一生懸命落ち着かせる。
そんなとき、敦史も観客席にやってきた。
「…お前らどーしたんだ?」
なんて言ってきたけど、ごめん、敦史。
今日は…譲れない。
「敦史ごめん!今日だけは早苗貸してっっ!!」
必死になって、頼み込んだ。