((▼Yuya. side))


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--------ガチャ


「…ごめん月下さん、待った?」


屋上の扉が激しく開かれる音がした。

いつも昼休みはみんな校庭やらで
それぞれの時間を過ごしている。
だから、屋上には滅多に人は
来ない...
けど今日は違うようだ。

天気が良かったから今日は屋上で
朝から寝ていた。
でも、扉の開く音と誰かの声で
目が覚めてしまった。


「あのさ…彼氏とかいたりする?」

...おっと、告白か?

「まじか!じゃあさ、俺と
付き合ってよ。」

どうやら俺は告白現場に遭遇して
しまったらしい。
盗み聞きなんて趣味じゃないけど、
ここは他に誰もいない静かな屋上。
いやでも聞こえてしまう...。