再び俺はマンションに向かった。
今度はゆっくり歩きながら。


あの女の事は気持ちが悪かったが消えてしまえばもう気にする事もない……。


この時点で俺の思考がイってる事に俺自身、気づいちゃいなかった。


完全に正常な判断からズレていた。