ある雨の日、俺は小さな一人の女を 見つけた。 顔は見えないがしゃがみこみ 雨にうたれていたが はっきりと見えた... 涙。 何故かほとっけなくて 俺はその女に声をかけたんだっけ? "なぁ? 何しとん? そんなトコおったら 風邪引くで?" って。 チラッと俺を見た女は 震えながら微かに言った "た、す、け、て.." って。 それがお前との出会いだった。