次の日、学校に行っても私の胸の締め付けは


無くなることはなかった。


恵のことを考えるだけで・・・。


「なぁ!」


「え?!あ・・・恵。」


「なぁお前今日もあの木の下に行くんやろ?」


恵のことを考えるだけでおかしくなりそうなくらい


胸が締め付けられるのに、恵が目の前にいると


余計に胸が締め付けられて・・・


「なぁ!聞いてるん?」


「え、あ、うん。い、行く・・・。」


「俺らも行ってもえぇか?」