そのカッターナイフを自分の首にあてた。
ここで死んじゃえば・・・みんな・・・
「姉ちゃん!?」
もう少しで首にカッターナイフの刃が入る
というところで、太一が部屋に入ってきた。
「姉ちゃん!何やってんだよ!?」
「放してよ!私が死んだら、みんな苦しまなくて済むじゃん!
お母さんだって、お父さんだって!たい」
「姉ちゃん!!!」
太一が大声で叫んだ。そこで私は太一に抵抗するのをやめた。
「姉ちゃんが死んでも俺は嬉しくない!
楽にもならない!逆に・・・苦しいよ。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…